翻訳会社の選び方|実力のある翻訳会社を見分ける6つのポイント
更新日:9月7日

企業が翻訳を外注するとき、料金や納期だけで翻訳会社を選んでしまうと、後から思わぬ問題が起こることがあります。
法人向けの翻訳をご検討の場合は、アシーマの翻訳・ローカリゼーションサービスもご覧ください。
翻訳は、単に外国語へ置き換える作業ではありません。
契約書、社内規程、マーケティング資料、Webサイト、マニュアルなど、文書の種類によって求められる品質は異なりますし、対象となる国や地域の文化、制度、商習慣まで理解していなければ、言葉としては正しくても実務では誤解を招くことがあります。
では、実力のある翻訳会社はどのように見分ければよいのでしょうか。
法人が翻訳会社を選ぶ際に確認したい6つのポイントをご紹介します。
専門分野に合った翻訳者を選定できるか
翻訳会社を選ぶ際に、まず確認したいのが「どのような翻訳者が担当するのか」です。
たとえば、契約書と広告コピーでは、必要な知識も翻訳の考え方もまったく異なります。
契約書では法務知識や用語の正確性が重要ですが、マーケティング資料では、ブランドのトーンやターゲット市場での伝わり方まで考える必要があります。
そのため、単に「英語が得意な翻訳者」を手配するだけでは十分ではありません。
案件ごとに、言語だけでなく、専門分野、業界経験、文書の用途まで考慮して翻訳者を選定できる会社かどうかを確認することが重要です。
翻訳品質をチェックする体制があるか
翻訳者が優秀でも、翻訳者一人だけで完結する案件ばかりではありません。
重要な文書では、別の担当者によるレビュー、用語確認、ネイティブチェック、編集など、複数の工程を設けることで品質を安定させることができます。
確認したいのは、
誰が翻訳をチェックするのか
原文との意味のずれをどう確認するのか
用語や表現の統一をどう管理するのか
修正が必要な場合、どのような体制で対応するのか
といった点です。
「翻訳者に任せて終わり」ではなく、案件に応じた品質管理体制を持っている翻訳会社の方が、継続的な企業翻訳には向いています。
対象国の文化・制度・商習慣まで理解しているか
翻訳では、原文の言語を理解するだけでなく、翻訳を読む側の国や地域について理解していることも重要です。
たとえば、米国企業でよく使われる「Vice President」という役職は、必ずしも日本企業の「副社長」に相当するとは限りません。
役職名だけを機械的に訳してしまうと、日本の読者に実際よりも高い役職という印象を与えてしまう場合があります。
このように、文化、制度、役職体系、商習慣、業界慣行などを理解していなければ、言語としては正しくても、実務では不適切な翻訳になることがあります。
海外向けコンテンツを依頼する場合には、その市場でどのように受け取られるかまで考えられる会社かどうかを確認するとよいでしょう。
継続案件で用語や表現を管理できるか
法人で継続的な翻訳や専門分野の翻訳が必要な場合は、アシーマの法人向け翻訳・ローカリゼーションサービスもご確認いただけます。
企業翻訳では、1回きりの案件よりも、継続的に翻訳が発生するケースが多くあります。
その際に問題になりやすいのが、用語や表現のばらつきです。
「同じ言葉なのに毎回訳し方が違う」「部署によって訳語が異なる」「過去の翻訳がどこにあるのか分からない」
といった状態になると、企業としての一貫性が失われます。
そのため、用語集、スタイルガイド、過去の翻訳データなどを活用し、継続案件で表現を統一できる会社かどうかも重要です。
翻訳会社を長期的なパートナーとして利用する場合には、こうした翻訳資産をどのように管理しているか確認しておくと安心です。
翻訳だけでなく、翻訳業務全体を支援できるか
企業によっては、翻訳を発注すること自体よりも、その前後の管理に困っているケースがあります。
たとえば、
納品された翻訳が正しいのか社内で判断できない
翻訳会社への指示をどう出せばよいか分からない
複数の翻訳会社や翻訳者を使っていて管理が難しい
AI翻訳をどこまで業務に使ってよいか判断できない
といった問題です。
こうした場合には、翻訳そのものだけでなく、翻訳ディレクション、品質チェック、用語管
理、翻訳会社とのコミュニケーション支援、多言語運用まで対応できる会社が役立ちます。
アシーマでは、こうした法人向けの翻訳・ローカリゼーションを含む法人向け翻訳サービスを提供しています。
単発の翻訳会社ではなく、社外の「翻訳・多言語業務担当者」のような立場で支援できるかどうかも、翻訳会社を選ぶ際の重要なポイントです。
翻訳会社を選ぶときの実際の進め方
実際に翻訳会社を選ぶ際には、次のような流れで比較すると判断しやすくなります。
翻訳の目的を整理する翻訳する文書、対象言語、使用目的、納期、予算などを整理します。
候補となる翻訳会社を調べる対応言語だけでなく、必要な専門分野の実績や品質管理体制を確認します。
見積もりを依頼する複数社へ同じ条件を伝え、料金だけでなく納期、翻訳工程、チェック体制なども比較します。
担当者と話してみる原稿の用途や課題を理解したうえで提案してくれるか、質問への回答が具体的かなどを確認します。
必要に応じてトライアル翻訳を依頼する重要な大型案件などでは、実際の原稿の一部を使って品質や相性を確認する方法もあります。
長期的な運用も含めて判断する今回の案件だけでなく、用語管理や継続案件への対応、品質チェック、翻訳ディレクションまで任せられるかを確認します。
資格や実績も確認する
翻訳会社の資格、所属団体、実績なども、会社の信頼性を判断する材料になります。
たとえば、日本翻訳連盟(JTF)などの業界団体への加盟、官公庁案件への対応実績、長期継続取引などは、その会社の体制や経験を確認するうえで参考になります。
ただし、資格や所属だけで翻訳品質が決まるわけではありません。
最終的には、専門性、品質管理、対象市場への理解、継続運用の体制などを総合的に見ることが重要です。
翻訳会社は「料金」だけで選ばない
翻訳料金は、もちろん重要な判断材料です。
しかし、最も安い会社を選ぶことが、必ずしも最も良い結果につながるとは限りません。
特に企業向け翻訳では、誤訳や不自然な表現が、契約リスク、ブランドイメージの低下、社内外の混乱につながる可能性があります。
そのため、価格だけでなく、
専門分野への対応力
品質管理
対象国への理解
用語管理
継続的なサポート体制
まで含めて比較することをおすすめします。
法人向け翻訳サービスをお探しの方へ
株式会社アシーマでは、法人・企業向けの翻訳・ローカリゼーションに加え、翻訳品質のチェック、翻訳ディレクション、用語管理、多言語業務の運用支援にも対応しています。
2007年の創業以来、企業・官公庁・大学・研究機関・メディアなど、さまざまなお客様の翻訳プロジェクトに携わってきました。
「どの翻訳会社を選べばよいか分からない」「翻訳を依頼した後の品質管理まで任せたい」「社内に翻訳をチェックできる担当者がいない」
といった段階でもご相談いただけます。





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