
翻訳事例・ケーススタディ
法人翻訳の課題と対応事例

翻訳事例
株式会社アシーマでは、契約書や社内規程、IT・情報セキュリティ、人事・研修、マーケティング、Webサイト、映像・字幕など、さまざまな法人向け翻訳を手がけています。
翻訳案件は、同じ「英訳」「和訳」であっても、文書の目的、専門分野、読み手、利用環境によって必要な対応は大きく異なります。
このページでは、実際の案件をもとに、どのような課題があり、アシーマがどのように対応してきたのかをご紹介します。
守秘義務のため、一部の案件は企業名・番組名などを伏せています。
情報セキュリティ規程体系を英語・韓国語へ展開
背景
国内大手IT企業様から、情報セキュリティに関する複数の社内規程・関連文書を、英語および韓国語へ翻訳する大規模案件をご依頼いただきました。
課題
情報セキュリティ関連文書では、一般的なビジネス文書以上に、専門用語の正確性と文書間の整合性が求められます。
さらに、複数の規程に同じ概念や用語が登場するため、文書ごとに訳語が変わると規程体系全体の一貫性が失われてしまいます。
アシーマの対応
案件全体を一つの翻訳プロジェクトとして管理し、
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IT・情報セキュリティ分野の内容理解
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複数文書にまたがる用語統一(お預かりした複数の用語集を精査・統合し、プロジェクト専用の用語集を作成)
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英語・韓国語間での概念整合
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規程文書としての文体統一
を重視して対応しました。
アシーマでは、専門性が高い案件ほど、単に「その言語ができる翻訳者」だけではなく、その内容を理解できる翻訳者を選ぶことを重視しています。
ポイント
グローバル企業の人事・研修資料を2017年から継続翻訳
背景
大手グローバルアパレル企業の人事部門から、2017年以降、研修・人事関連コンテンツの翻訳を継続的にご依頼いただいています。
対象となるコンテンツには、
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研修動画
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研修マニュアル
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人事関連資料
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社員向け資料
などがあります。
課題
人事・研修資料では、制度やルールを正しく訳すだけでは不十分です。
実際に社員の方が読んだり、研修を受けたりするため、分かりやすさと正確性を両立させる必要があります。
また、動画、マニュアル、社内資料など、媒体が異なっても同じ用語や考え方を一貫して使用することが重要です。
アシーマの対応
過去の訳文や既存表現を踏まえながら、案件ごとの用語や文体を統一しています。
単発案件ではなく、継続的な翻訳運用として対応することで、長期間にわたり 表現の一貫性を維持しています。
ポイント
2017年から継続してご依頼いただいていること自体が、この案件の大きな特徴です。
企業翻訳では、一度きれいに訳すことだけではなく、長期的に品質を安定させることも重要です。
グローバルスポーツブランドのマーケティング資料を約6年間担当
背景
大手グローバルスポーツブランドの、春夏(SS)・秋冬(FW)のディストリビューター向け展示会資料を、年2回、約6年間継続して担当しています。
対象には、商品説明やプレゼンテーション資料などのマーケティングコンテンツが含まれ、DTP(日英が混在するファイルにおけるフォント指定やレイアウト調整を含む)もご依頼いただいています。
課題
マーケティング資料では、原文を正確に訳しただけでは、ブランドの魅力が十分に伝わらない場合があります。
特にグローバルブランドでは、ブランド独自のトーン、商品の特徴、シーズンごとのコンセプト、販売関係者への伝わりやすさなどを考慮する必要があります。
アシーマの対応
単純な直訳ではなく、原文の意味とブランド表現の両方を重視しています。
プレゼンテーションで実際に使用されることも踏まえ、読み手が内容を瞬時に理解できる日本語表現になるよう調整しています。
DTP作業については、原文ファイルが特殊な方法で作成されているため、専門知識と実務経験を持つ人材が対応しています。
ポイント
同じブランドを継続して担当することで、過去の表現や商品カテゴリーへの理解を蓄積できるため、案件ごとの一貫性を維持しやすくなります。
山崎金属工業株式会社様|Web・EC・販促物を一貫して英語化
背景
山崎金属工業株式会社様の海外向けコンテンツについて、
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英語Webサイト
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オンラインショップ
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商品関連コンテンツ
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チラシ
などの英語翻訳を継続的に担当させていただいております。
課題
Webサイト、ECサイト、販促物は、すべて同じ製品やブランドについて書かれていても、文章の目的が異なります。
Webサイトでは企業や製品への理解を促し、ECでは購入判断につなげ、販促物では短い文章で魅力を伝える必要があります。
アシーマの対応
媒体ごとに文章を独立して翻訳するのではなく、ブランド全体として表現が統一されることを重視しています。
また、日本語の商品説明をそのまま英語へ置き換えるのではなく、海外の読み手を意識し、自然に伝わる表現へ調整しています。
ポイント
Webサイト、EC、販促物を一貫して担当することで、製品名、ブランド表現、説明方法などを統一しながら海外向けコミュニケーションを構築できます。
テレビ番組・海外取材映像を長期間継続して翻訳
背景
アシーマは長年にわたり、主要民放テレビ局5社をはじめとする番組制作関連企業様から、テレビ番組、海外取材素材、インタビュー映像などの翻訳を数多くご依頼いただいてきました。
ビジネス、経済、旅行、科学技術、エンターテインメントなど、扱ってきたジャンルは多岐にわたります。
現在も、
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ビジネス系テレビ番組:約15年間
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海外取材を扱うテレビ番組:14年以上
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科学技術・原子力関連番組:約8年間
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韓国音楽関連番組:2020年頃から毎月
など、長期間にわたって継続している案件があります。
課題
映像翻訳では、文章だけを読んで翻訳する場合とは異なり、話者の口調、映像の流れ、前後の会話、背景知識などを踏まえて訳す必要があります。
また、放送で使用される日本語として、視聴者が無理なく理解できる自然さも求められます。
アシーマの対応
映像の用途や番組ジャンルに応じて、直訳にとらわれず、視聴者が自然に理解できる日本語として成立する翻訳を重視しています。
ビジネス、経済、科学技術など専門性の高い番組では、テーマに関する用語や背景情報も確認しながら対応しています。
ポイント
放送現場では、翻訳品質だけでなく、納期、修正対応、継続的な安定性も重要です。
長期間にわたり継続してご依頼いただいていることは、アシーマの映像翻訳における大きな実績の一つです。
大手外資系映画会社|CM・プロモーション映像の字幕翻訳
背景
大手外資系映画会社のマーケティング部門向けに、主にハリウッド映画のCMやプロモーション映像などの字幕翻訳を多数担当しました。
課題
CMやプロモーション映像では、字幕として使用できる文字数や表示時間が限られています。
原文をすべて訳すのではなく、
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何を残すか
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どこを短くするか
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映像と合わせてどのように見えるか
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広告としてどの表現が最も伝わるか
を判断する必要があります。
アシーマの対応
字幕として読みやすい長さを意識しながら、原文のニュアンスやマーケティング上重要なメッセージを可能な限り維持しました。
ポイント
これは単なる字幕翻訳ではなく、映像翻訳とマーケティング翻訳の両方の判断が求められる案件です。
翻訳は「言葉」ではなく「目的」から 考える
ここまでご紹介した案件は、分野も用途も大きく異なります。
しかし、アシーマがすべての案件で共通して重視していることがあります。
それは、
「何を訳すか」だけでなく、「何のために訳すのか」を理解することです。
規程であれば、組織のルールとして正確に機能すること。
人事資料であれば、社員が誤解なく理解できること。
マーケティング資料であれば、商品の魅力が伝わること。
映像であれば、視聴者が自然に理解できること。
Webサイトであれば、海外のユーザーが企業や製品を理解できること。
同じ「翻訳」でも、目的が違えば最適な翻訳方法も変わります。
