【3i/ATLAS最新情報10/28/2025】カク・ミチオ博士が警告:10月29日、「知的生命体の証拠」が現れる可能性
- ACIMA WORLD NEWS 編集部

- 10月28日
- 読了時間: 5分
概要
謎めいた天体 3I/ATLAS(別名 C/2025 N1)が、10月29日に太陽へ最接近(近日点通過)を迎えます。物理学者の ミチオ・カク 博士は、このタイミングで「もしこの天体が“余分なエネルギー”を得たら、それは知的生命体による関与の証拠である」と警告しています。通常の彗星・惑星とは異なる予期せぬ動きを示す可能性に、観測者・市民ともに注目が集まっています。

「3I/ATLAS」はなぜ注目されているのか?
発見:2025年7月、チリの ATLAS サーベイ による観測。
性格:太陽系外から来た 3番目の確認された恒星間天体。前例には 1I/ʻOumuamua、2I/Borisov がある。
軌道:双曲線軌道を描き、太陽系の重力圏にとどまらず“通過”するタイプ。NASAによると「太陽系に留まるのではなく、通り過ぎる」天体とされています。
近日点:2025年10月29日、太陽から約1.36 天文単位(約2億300 万 km)まで接近予定。
成分に注目:観測によれば、コマ(彗星の頭部)には二酸化炭素(CO₂)がかなり多く含まれ、水(H₂O)、一酸化炭素(CO)、OCS、氷粒子なども検出されており、他の太陽系彗星とは組成が大きく異なる可能性があることが示唆されています。
カク博士が強調する「観測ポイント」
カク博士は、もしこの天体が近日点通過時に以下のような動きを示したら、知的生命体(地球外知性)が制御している可能性があると述べています:
突然の明るさの上昇(通常の彗星のように徐々に暖まって尾を出す動きとは異なる)
軌道の変化や予期しない加速/方向転換
尾やガス・塵の放出構造が通常の彗星と異なった様相を示す
「余分なエネルギー」を得たような振る舞い(たとえば太陽光や熱だけでは説明しにくい動き)
「もし(3I/ATLAS が)余分なエネルギーを得るような動きをしたら…それは知的生命体がその運動を導いているという意味だ」とカク博士は語っています。
なぜ今この観測が「特別」なのか?
恒星間天体は非常に稀であり、他の恒星系から飛来して太陽系を通過する“窓”とも言えます。今回のような機会は非常に限られています。
組成が通常の彗星と異なる可能性があるため、太陽近傍でどのように反応・変化するか未知の要素が多く、驚きの観測結果が出る可能性もあります。
ただし、現在、多くの政府機関(例えば NASA)が政治的/予算的な理由(政府機関の閉鎖=シャットダウンの影響)で情報の公開・観測支援が制限を受けており、観測・解析体制がフルには整っていない可能性があります。つまり、市民・アマチュア天文家による観測がこれまで以上に重要となっています。
一般市民・アマチュア天文家ができること
10月29日を中心に、3I/ATLASの観測情報に注目すること。
観測報告を複数の情報源から確認。特に「突然の明るさ」「軌道変化」「尾の異常」など、通常の彗星活動とは異なる動きがないか観察。
情報発信・共有:専門機関のデータ公開が遅れている可能性があるため、アマチュア観測結果も「有効なデータ」として価値があります。
急いだリアクションが必要で、近日点通過直前〜直後の数日が特に重要なタイミングです。
「3I/ATLAS」観測による意味合い
もし3I/ATLASが上述のような「通常では説明できない挙動」を示したならば、それは 単なる太陽系外からの彗星的天体を超えた意味を持つ可能性があります。それは、“地球外知性による何らかの介入”を示す可能性を含んでおり、宇宙における「知的生命は我々だけか?」という問いに対して、新たな観測的ドアを開くかもしれません。このような観測結果が出るか否かにかかわらず、今回の近日点通過は「我々が久しく見てこなかったタイプの来訪者」を観る機会であり、天文学・惑星科学・宇宙探査の観点から極めて興味深いものです。
まとめ
10月29日、3I/ATLASが太陽に最接近するこの瞬間――天文学的にも象徴的にも重要なタイミングです。もし通常の彗星活動を逸脱する動きを示したら、それは知的生命体の関与を示す可能性がある――というミチオ・カク博士の警告は、決して軽視できません。市民・アマチュア天文家も含め、今こそ観測と情報収集の準備をしておくべき時です。宇宙の“ただの旅人”か、もしくは“何か知性的なもの”が関わる存在か。発見の瞬間を見逃さないようにしましょう。
カク博士のことを知らない方のために…。
ミチオ・カク博士 プロフィール紹介

基本情報
名前:ミチオ・カク(Michio Kaku)
生年:1947年1月24日(カリフォルニア州サンノゼにて)ウィキペディア+1
所属:米国ニューヨーク市立大学(City College of New York/City University of New Yorkグラデュエイトセンター)で理論物理学教授。ウィキペディア+1
専門分野:理論物理学、特に「弦場理論(string field theory)」を共同創始。mkaku.org+1
活動:一般向けのサイエンス書籍の著作、テレビ・ラジオ・ドキュメンタリー出演など、科学の普及活動でも広く知られる。ウィキペディア
主な経歴・特徴
ハーバード大学で物理学を学び、1968年に最優秀で卒業(summa cum laude、物理学クラスで1位)mkaku.org+1
カリフォルニア大学バークレー校で1972年に博士号取得。mkaku.org+1
若い頃、両親のガレージで実験を行い“自作の粒子加速器”を作ったというエピソードもあります。dev.speakersla.com
科学技術の未来・宇宙探査・人工知能など、理論物理を越えた未来予測にも積極的に発言する「フューチャリスト(未来学者)」としての顔も持つ。
主な著作として、『Physics of the Impossible(不可能の物理学)』『Physics of the Future(未来の物理学)』『The God Equation(神の方程式)』などがあり、ベストセラーになっています。famousscientists.org+1
なぜカク博士が注目されるのか?
非専門家にも分かりやすく、かつ大胆に「この先起こりうる科学・技術・宇宙の未来」を語るスタイルが一般に親しまれている。
理論物理の第一線で活動しつつ、テレビ・書籍などを通じて科学の魅力を広く伝えており、「専門家+科学コミュニケーター」という稀有な立場。
今回のような「宇宙からの謎めいた来訪者」に対して、“知的制御の可能性を観察せよ”という視点を提示することで、天文学・宇宙探査分野においても注目を集めている。




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