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  • 執筆者の写真acimajp

かずさFM出演(10月26日月曜日)後半





さて、ランチタイムガーデン、月曜日第4週ですね。今日からの新コーナー、株式会社アシーマ鈴木雄太さんにご出演をいただいております。鈴木さん、後半もお願いします。


鈴木:よろしくお願いします。


女性:海外とか外国の方とか外国語、そういったことをキーワードにいろんなお仕事を世界各国で展開していらっしゃるようなんですけども、言葉についていろいろ興味深いお話をしていただいたんですけども、鈴木さん自身が海外っていうものに興味を持ったきっかけっていうのは何かあるんですか?


鈴木:そうですね。私が中学生のときに、私の時代は中学1年生になって初めて英語教育になる世代なんですけども、英語を学んだときにとても楽しかったんですね。あとたぶん今、木更津市とかでもいらっしゃると思うんですけども、ELTの先生、いらっしゃいますよね。


女性:いますね。


鈴木:そのとき、僕のときはオーストラリアかニュージーランドからいらっしゃった先生がいて。で、その先生としゃべるのがすごい楽しかったんですよね。それですごく興味が湧いて。で、そのときはたまたま英語の成績も良かったんで、今はあんまりですけど(笑)。すごくクラスの中では先生とコミュニケーションが取れるほうだったんですよ。そしたらやっぱりほかの生徒のみんなが「わー、すごいね」とか「あれ、なんて言ってるの?」とか、分からない生徒の人に、お友達に教えてあげることをしたんですね。授業中に。そしたらそれがうれしくて。うれしくて、うれしくて。役に立ってるな、みたいな。そしたら将来通訳士さんとかになりたいなとかって思いました。それがきっかけかな。


女性:じゃあ本当に、学生のころのいい出会いがきっかけで。それがお仕事につながるっていうのは理想的ですよね。


鈴木:いや、本当ありがたいことで。でも夢がかなったって言っていいんですかね、じゃあ。


女性:翻訳とか通訳とか、外国人の方のサポートとかって今おっしゃってましたけど、どんな、具体的にお仕事内容というか。ちょっと某有名なテレビ番組なんかにも関わってらっしゃるんだよ、なんて話も。


鈴木:そうですね。本当にありがたいことに、翻訳の会社っていうともっと縁の下の力持ち的なことが多くて。例えば工場で使うマニュアルとか、取扱説明書とか、そういうのが。


女性:そういうのが。翻訳。


鈴木:結構、主なんですけど。


女性:知らなかったです。私、翻訳って本、ハリー・ポッターとか、あれが翻訳家の仕事かと思ったら。そっか。


鈴木:そうですよね。


女性:マニュアルとかもそうですよね。


鈴木:だから実は今おっしゃっていた本の出版っていうのは、翻訳業界の売上の5パーセントぐらいしかないんです。


女性:そんなもん。消費税以下ですか?


鈴木:そうですね(笑)。で、それ以外の90パーセント、いや80パーセントぐらいは今、私が最初に言ったような企業さんで必要なものの翻訳。契約書とか、あるいはそういう文書ですよね。


女性:そっか。言葉が必要ですもんね、そこに。


鈴木:そうです。今は世界じゅうの国々と、皆さん取引をしていらっしゃるので。


女性:そうですよね。


鈴木:そうするとその中に外国語が入ってくるっていうのが、翻訳業界の大きいくくりなんです。それで、ちょっと話は戻っちゃうんですけど、私の会社ではもちろんそういう企業さんに必要な翻訳もやってるんですけど、多くのメインはテレビ局さんのお仕事。


女性:どんな?


鈴木:先ほどおっしゃっていたような、某有名な世界じゅうの果てに行って撮影して、面白いことを見つけてくるみたいな番組さんとかを、番組を作るときに、やっぱりどうしても海外ロケに行くっていったらやっぱりその時点で通訳が必要じゃないですか。ロケ地に。


女性:そっか。いきなりタレントを送り込むわけは絶対ないですもんね。


鈴木:ないですからね。


女性:やっぱり向こうに行って、なんか撮らなきゃいけないし、みたいな。


鈴木:そうそう。


女性:そっかそっか。


鈴木:向こうに行くまでに例えば許可取りとかもしなきゃいけないですし。


女性:そっかそっか。


鈴木:例えばこういうところで撮影するんだけど、こういう番組でこういうことやってるんだけど撮影しに行っていいですか、みたいなところも。で、当たり前ですけど例えばじゃあアメリカに取材に行くよっていったら、英語でその交渉しないといけないので。


女性:そうですよね。勝手に行くわけにいかないですもんね。


鈴木:そうそう(笑)。


女性:そうだよね。そっかそっか。


鈴木:だからそういう許可取りみたいなところからスタートして、で、実際に演者さん、芸能人さんと通訳が現地で撮影をしてきて。で、今度はそれを持って帰ってきたら今度は編集作業が待ってるわけですね。


女性:そっか。向こうの人が何か言ってるからそれを訳さなきゃいけない。


鈴木:そうなんです。やっぱりテレビ番組を作ってらっしゃるディレクターさんは、やっぱりテレビ番組を作るのが専門なので。外国語についてはあんまり得意じゃない方がやっぱり多いので。だからそのディレクターさんにうまく編集ができるように、まずは撮ってきたロケの映像、めちゃくちゃたくさんあるんですけど、翻訳しないといけないんですよね。それを日本語にしてあげるっていうのをやって。でも面白いんですよ。テレビ番組、例えば30分番組ってあるじゃないですか。あれを作るのに何時間ぐらい撮影してると思います?


女性:でもよく何時間も撮影して、自分のが全部カットされたとかっていうタレントさんの言葉は聞いてますけども。きっと膨大なんでしょうね。ここで言うぐらいだから。


鈴木:もうすごいですよ。本当に5時間とか。しかもそれはちゃんと本番で使おうと思って撮ったやつが5時間とかあって。


女性:で、回っちゃってる部分もあるんですね。


鈴木:あります、あります。


女性:それを含めるとさらに。


鈴木:さらに、もっとある。それをディレクターさんが厳選して、ギュギュギュギュギュっと30分番組ができるという。


女性:さっきの話じゃないけど、本当に消費税分ぐらいしかないんですね(笑)。


鈴木:本当ですね(笑)。やっぱりすごい、大きな労力と大変なお仕事なんだなとは、いつも現場にいて思いますね。だから最後にオンエアされても、字幕とかが出るじゃないですか。だからああいうところを弊社で担当させていただいたりとかしています。


女性:じゃあ楽しい番組のあの笑いの一部は、鈴木さんのところの会社、スタッフの皆さんの労力も入っていらっしゃるということで。


鈴木:はい、その通りなんです。そうなんですよ。


女性:でも大変ですけど、やりがいはありますし。


鈴木:本当にやっぱり、自分たちがやった仕事が実際にテレビ番組としてオンエアされて、それを自分たちの目で見れるというのが、やっぱり仕事の達成感にもつながりますし。やってて良かったなって思いますし。それを見た視聴者さんの方が、「あの回面白かったよ」とかって、最近Facebookページとかいろいろあるじゃないですか。


女性:そうそう。SNSとかで。


鈴木:SNSとかTwitterとか。ああいうのでやっぱり見ると、すごく喜びを感じます。


女性:そうですよね。視聴者の方っていうのは結構辛辣ですからね。正直というか、割と遠慮がないというか。


鈴木:いや、確かに。貴重なご意見ですから。とっても励みになるなと思います。


女性:すごいですね、じゃあ。


鈴木:いや、本当たまたま、運が良くて。そういうテレビの業界でお仕事をさせていただくことになって。本当、ラッキーだなと思います。


女性:でもお仕事とはいえ、いろんな国に行ったらいろんな文化に触れるじゃないですか。


鈴木:そうですね。


女性:そこでまた何か知識を得て、それがまた仕事に生かされるっていうような良い循環なんじゃないですか?


鈴木:素晴らしいですね(笑)。私もそう思います。


女性:いや、素敵ですよね。


鈴木:ありがとうございます。


女性:いろんな国に行ってらっしゃって外国のほうに詳しいってことなんですけど、ほら、もうすぐハロウィンじゃないですか。


鈴木:そうですね。


女性:ハロウィンなんか、経験ありますか?


鈴木:あります、あります。先週の、先週っていったらいいですか? 土曜日に孫の手ブルーベリー園さんがハロウィンイベントをやってらっしゃって。私も参加してきました。


女性:楽しかったですか?


鈴木:楽しかったですよ。だから私もちゃんと仮装っていうんですか? 変装? 変装じゃない、仮装か。仮装ですね。


女性:仮装(笑)。


鈴木:すみません。コスチュームを着て、そのときはお医者さんの格好をしてるんですけど、ちょっと血まみれのゾンビのお医者さんみたいな格好をさせてもらって、参加しました。


女性:西洋のお盆みたいなもので、ハロウィンって。変な霊とかも来ちゃうから、その人に負けないように怖い格好をするのがハロウィンの仮装の習わしなんですってね。


鈴木:おっしゃる通りですね。


女性:さっきググりました(笑)。


鈴木:でも本当に、元々はやっぱりそういう宗教的なところからスタートして、お祓いっていうかそういう意味も、すごく深い意味が本当はあったんですけど。だんだんやっぱり時代とともに、面白いところだけが残ってきて。今は、なんですかその…仮装して楽しもうみたいな。そんなイベントになりましたね。


女性:日本人って自分の文化にするのが上手ですからね。


鈴木:上手です。


女性:クリスマスといい、ハロウィンといい。いろいろ商売につなげる方もいらっしゃいますけどね。とても上手でいいことだと思うんですけどね。


鈴木:だから本当、今はちょっとコロナの関係があるからなかなかあんまり難しいですけど、そういうイベント事が一つ増えたわけじゃないですか。この5年ぐらいですか? 最近流行ってきてますけどね。


女性:そうですね。市場の価値っていうんですか? 売上価格っていうのはバレンタインを上回るって言いますよね。


鈴木:そうなんですか。


女性:バレンタインよりもハロウィンのほうがもうかってるというか。


鈴木:そうなんですね。


女性:っていうような数字が出るぐらい、今ハロウィンって。ここ急にですよね。


鈴木:本当、急にですよね。


女性:そうですね。お恥ずかしながら私、ハロウィンも経験がないんですよ。


鈴木:やりましょうよ、来年。


女性:来年。


鈴木:来年っていうか、正式にいうとハロウィンのイベントはこれからですね。


女性:そうなんですね。


鈴木:今月の末にやるものなので。だから正式にいうとこれからです。まだ間に合いますよ。


女性:そうなんですね。頑張りましょう(笑)。魔女にもなろうかな。


鈴木:いいですよ。いつもと違う気持ち。


女性:小悪魔な感じ。


鈴木:小悪魔な。


女性:いいですね。大魔王とか言われるかもしれませんが。


鈴木:いやいやいや。かわいい小悪魔ちゃんにぜひなってください。


女性:そうそう。普段が大魔王なんで。


鈴木:いやいや、そんなこと、僕は一言も言ってませんからね。


女性:そうですね。中国の方も来ていらっしゃるっていうことですけど、にほんごクラブに。中国はハロウィン、やるんですかね。


鈴木:どうでしょうね。実際に、やっぱり元々は宗教的な意味があるから、そういう意味でハロウィンをしているということではないと思うんですけど。でも日本と同じように楽しいイベントとしてやってらっしゃる方はいます。


女性:なるほどね。


鈴木:やっぱり経済の話みたいになっちゃいますけど、やっぱりイベントってみんな楽しいし、言ったらお金も生まれるし、経済も回るし。いいことがあるからきっといろんなところで取り入れてらっしゃるんでしょうね。


女性:そうですよね。今、コロナ禍でいろいろ厳しいかもしれませんけども、工夫してハロウィン楽しんでらっしゃる方もいるようですので。ぜひ私も、ちょっと挑戦してみよかなと思います。


鈴木:やりましょう(笑)。


女性:ということで、第1回だったんですけども、あっという間にお時間が来てしまいました。こんな外国にまつわるいろんな話、もっともっと話聞きたかったんですけども、困ってることとかもきっとあると思うんですよ、外国の方が。


鈴木:そうですよね。


女性:そういったことなんかもいろいろ取り上げながら、楽しくまたお話しをさせてもらいたいと思います。


鈴木:はい。こちらこそよろしくお願いします。


女性:はい、第4週は鈴木さんのコーナーですのでよろしくお願いします。


鈴木:よろしくお願いします。


女性:ぜひリスナーの皆さんも、鈴木さん宛のメッセージもお寄せいただければと思います。お待ちしております。第4週は株式会社アシーマ、鈴木雄太さんでした。ありがとうございました。


鈴木:どうもありがとうございました。


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