バシャールとは何者なのか――ダリル・アンカと40年以上続く地球外文明からのメッセージ(「バシャールを追う」第1回)
更新日:5 時間前
先にお伝えしておきますが、私はバシャールが好きです。
ただ、このシリーズでやりたいのは、バシャールの言葉を集めて紹介することだけではありません。
バシャールは、いつ、何を語ってきたのか。
その内容は40年以上の間にどう変化してきたのか。
以前から繰り返し語ってきたことは何なのか。
そして今、私たちの世界で起きていることと、どのようにつながっているのか。
これから時間をかけて追ってみたいと思っています。
以前このブログでは、天文学者のアヴィ・ローブ博士の研究や発言を継続的に追ってきました。3I/ATLASについても、その正体をめぐる議論や地球外文明との関連まで含め、海外の論文や本人の発言を追ってきました。
一つの記事や一本の動画だけでは見えてこないものがあります。
同じ人物を長く追い、過去の発言と現在の発言をつないでいくことで、初めて見えてくるものもあります。
バシャールについても、それをやってみようと思います。

バシャールとは何者なのか
バシャール(Bashar)は、アメリカ人のダリル・アンカ(Darryl Anka)がチャネリングを通じて40年以上にわたり伝えてきた地球外存在です。
公式サイトBashar.orgは、バシャールを明確に “a physical E.T.”――物理的な地球外生命体と紹介し、「未来から来た友人」であり、1984年からダリルを通して人類に語りかけてきたと説明しています。
バシャールの背景には、エササニ(Essassani)と呼ばれる地球外文明があります。
そして、バシャールが語る世界は、一人の「宇宙人」だけの話ではありません。
エササニをはじめ、さまざまな地球外存在や文明、地球との関係、ハイブリッド、人類とのコンタクトなどが繰り返し登場します。
なかでも今後このシリーズで重要になってくるのが、
Open Contact(オープンコンタクト)
です。
つまり、地球外文明の存在が広く認識され、人類との公的な接触へ進んでいくという話です。
ダリル・アンカとは誰なのか
では、そのバシャールをチャネリングしているダリル・アンカとは、どんな人物なのでしょうか。
本人によれば、すべての始まりは1973年でした。
同じ週のうちに二度、昼間にUFOを至近距離から目撃したといいます。
しかも、どちらの目撃にも他の目撃者がいました。
ダリルによると、目撃したのは暗い金属色をした三角形の飛行物体で、一辺は約30フィート、約9メートル。最初の目撃では約150フィート、二度目には約60フィートの距離まで接近していたと説明しています。
この体験をきっかけに、ダリルはUFOについて調べ始めます。
そこから関心は、超常現象、意識、サイキック、チャネリングなどへと広がっていきました。
そして約10年後、チャネリングを学ぶクラスに参加したことをきっかけに、バシャールとのコミュニケーションが始まったといいます。
1983年からダリルはバシャールをチャネリングし始め、その膨大な記録が現在まで蓄積されています。Bashar Communicationsも、ダリルが1983年からバシャールをチャネリングしてきたと説明しています。
ダリル・アンカには映画制作者という顔もある
ダリル・アンカは、チャネリングだけを仕事にしてきた人物ではありません。
映画の脚本、監督、プロデュースなどにも携わり、自身の制作会社Zia Filmsで映像制作を行ってきました。
自身のUFO体験やバシャールとの関係を扱ったドキュメンタリー映画『ファースト・コンタクト(First Contact)』も、自ら脚本・製作・監督しています。
「映画を作る人」と「40年以上バシャールをチャネリングしてきた人」。
この二つの顔を持っているのも、ダリル・アンカという人物の興味深いところです。
「バシャール」という名前
「Bashar」は、私たちが考えるような意味での個人名ではないとダリルは説明しています。
エササニではテレパシーによるコミュニケーションが中心となるため、地球人のような形で名前を使う必要がないというのです。
一方、地球人がコミュニケーションをとるには呼び名が必要です。
そこで使われるようになったのが「Bashar」という名前でした。
この名前についてダリルは、後になってアラビア語で「メッセンジャー」や「良い知らせをもたらす者」という意味があることを知ったと説明しています。
バシャールが担っているとされる役割を考えると、象徴的な名前です。
バシャールは何を伝えているのか
バシャールが扱うテーマは非常に広範囲です。
UFOや地球外文明だけではありません。
意識、人生、仕事、人間関係、恐れ、豊かさ、死、転生、時間、パラレルリアリティ、現実創造、魂、周波数、次元、そして人類の未来。
突き詰めると、
「私たちは何者なのか」
「現実とは何なのか」
という問いにつながっていきます。
その中でも、バシャールを代表する言葉として知られているのが、
“Follow your excitement.”
です。
日本では「ワクワクすることをする」と表現されることが多い言葉です。
「ワクワクすることをする」は、単なる気分の話ではない
この言葉だけを見ると、
「楽しいことだけをして生きればいい」
という話のようにも聞こえます。
しかし、実際のバシャールの「Formula」はもう少し体系的です。
公式サイトでは、自分がその瞬間に最も情熱やワクワクを感じることに行動を起こし、できる限りそれを進め、結果がこうならなければならないという期待を手放すことが示されています。
さらに、何が起きても可能な限りポジティブな状態を選び続け、自分の中にある恐れや、本来望んでいる自分と一致しない信念を見つけて手放していくところまでが一つのFormulaになっています。
つまり、「ワクワク」は単なる感情ではありません。
行動、信念、結果への執着、意識状態、シンクロニシティ。
それらを含む考え方です。
創造の5つの法則
バシャールの世界観の土台になっているものの一つに、「The Five Laws of Creation――創造の5つの法則」があります。
公式サイトでは、
「あなたは存在する」
「すべては今ここにある」
「一はすべてであり、すべては一である」
「自分が発したものが返ってくる」
そして、
「最初の4つを除き、すべては変化する」
という5つが示されています。
一見すると非常にシンプルです。
しかし、バシャールが語るパラレルリアリティ、現実創造、時間、死、次元といった話も、最終的にはこうした基本的な世界観につながっています。
これについても今後、個別に取り上げていきたいと思っています。
日本でも長く知られてきたバシャール
日本では、バシャールはかなり以前から知られています。
日本語版の『BASHAR』は1987年に出版されており、その後も多くの関連書籍が出版されてきました。
近年では、Naokiman Showのナオキマンがバシャールと直接対談し、2020年に『BASHAR×Naokiman Show 望む未来へ舵を切れ!』として出版されたことでも知られています。
バシャールは、日本とも長い関係を持っている存在です。
なぜ今、バシャールを追うのか
私が2026年の今、改めてバシャールを本格的に追ってみたいと思った背景には、もう一つ大きな理由があります。
UFO、現在の言葉でいうUAP(Unidentified Anomalous Phenomena/未確認異常現象)を取り巻く状況そのものが、ここ数年で大きく変わっているからです。
以前なら、UFOの話をしただけで「オカルト」と片づけられることも少なくありませんでした。
ところが現在のアメリカでは、政府、軍、情報機関、そして議会が、UAPを正式な調査対象として扱っています。
2020年、米国防総省がUAP映像を正式公開
大きな転換点の一つが、2020年4月27日でした。
米国防総省は、米海軍が撮影した3本の映像を正式に公開しました。
2004年に撮影された1本と、2015年に撮影された2本です。
これらの映像は以前からインターネット上に流出していましたが、国防総省は正式に米海軍の映像であることを認めたうえで公開し、映っている現象について “unidentified”――未確認のままであると説明しました。
ここで重要なのは、米政府が「宇宙人の宇宙船です」と発表したことではありません。
そうではなく、
軍のパイロットやセンサーが記録した、正体を特定できていない現象が存在する
ということを、政府自身が公式に認めて映像まで公開したことです。
UAPは米政府の正式な調査対象になった
その後、UAPをめぐる動きはさらに進みました。
米国防総省は2022年、AARO(All-domain Anomaly Resolution Office/全領域異常解決局)を設置しました。
UAPを収集・分析し、その正体を特定するための専門組織です。
現在のAARO公式サイトには、UAPの映像、政府報告書、議会向け資料などが公開されています。
そして報告件数も決して少なくありません。
2024年度の政府報告書では、2023年5月1日から2024年6月1日までの対象期間だけで、AAROが757件のUAP報告を受け取ったことが明らかになっています。
このうち485件は対象期間中に発生した事例で、272件は2021~2022年に発生していたものが後から報告されたケースでした。
AAROは、鳥、気球、無人航空機などと特定できた事例を解決済みとする一方、多くの案件については引き続き分析が必要だとしています。
米議会でもUAPが公に議論されている
UAPは、米議会でも正式な議題になっています。
2023年7月26日には、米下院監視委員会で、
「Unidentified Anomalous Phenomena: Implications on National Security, Public Safety, and Government Transparency」
と題した公聴会が開催されました。
証人として出席したのは、元米海軍パイロットのライアン・グレイブス(Ryan Graves)、デイビッド・フレイバー(David Fravor)、そして元米情報当局者のデイビッド・グルーシュ(David Grusch)でした。
つまりUAPは現在、「存在するのか、しないのか」という雑談のレベルではなく、国家安全保障、航空安全、そして政府の情報公開という文脈で議会が公に扱うテーマになっています。
2026年現在も「未解決」のUAP映像が公開されている
さらに2026年現在も、AAROはUAP映像の公開を続けています。
2026年1月6日には、ヨーロッパで撮影された複数の事例が新たに掲載されました。
その中には、AAROが高い確信度で「物理的な物体が映っている」と評価しながらも、最終的な正体を特定できず、Unresolved UAP Report――未解決UAP報告として残しているものがあります。
さらに2026年5月にも、米中央軍から提出された複数の映像資料が新たに公開されています。
AAROの現在の公式サイトには、「Presidential UAP Transparency Initiative」という情報公開ページまで設置されています。
そこでは、UAPについて国民からより高い透明性が求められていることを受け、「最大限の公開」を目指す方針が示されています。
さらに、掲載されている資料は政府が現象の性質について最終的な判断を下せていない「未解決事例」であり、UAPや関連現象そのものの発見を隠すための編集は行っていないと説明しています。
もちろん「UAP=宇宙人」と決まったわけではない
ここは分けて考えておきたいことがあります。
それは、アメリカ政府が公式に認めているのは、
正体を特定できていない現象が実際に報告され、政府と軍がそれを調査している
ということです。
政府が「UAPは地球外文明の宇宙船である」と公式認定したわけではありません。
実際、AAROはこれまでの調査で、地球外生命体や地球外技術の存在を確認する証拠は得られていないという立場も示しています。
ですので、私はここで二つの話を混ぜる必要はないと思っています。
UAPが宇宙人なのかどうかという問いと、
正体を特定できない物体や現象が実際に観測され、政府が継続的に調査している
という事実は別の話です。
少なくとも、
「そんなものは存在しない」
という段階は、とっくに過ぎていると思います。
だから、40年以上「コンタクト」を語ってきたバシャールを今追いたい
こうした状況を見ていると、どうしても気になることがあります。
バシャールは、現在のように米政府がUAP映像を次々と公開するはるか以前から、
地球外文明、
人類とのコンタクト、
情報開示、
そして最終的なOpen Contact(オープンコンタクト)
について語り続けてきました。
ですので、私は過去の発言までさかのぼり、
いつから何を言っていたのか。
何十年も変わらず語っていることは何なのか。
当時は荒唐無稽に聞こえた話の中に、現在の状況と重なるものはあるのか。
そして2026年現在、バシャールはこの先について何を語っているのか。
それらを追っていくことを、このシリーズの大きなテーマの一つにしたいと思っています。
40年以上の記録を追うことができる
このシリーズを始めるにあたり調査を進めていたところ、非常に興味深いことも分かりました。
Bashar Communicationsは現在、Bashar Library Projectという大規模なアーカイブ事業を進めています。
1983年以降に蓄積された資料をデジタル化し、音声を修復し、セッションを書き起こし、さらにテーマや日付で検索できるデータベースを作る計画です。
失われたセッションの復元も含まれています。
これは、バシャールを継続的に追う側にとって非常に面白いことです。
2026年の発言だけを見るのではなく、
1990年代、2000年代、2010年代までさかのぼることができるのです。
昔は何と言っていたのか。
同じことを今も言っているのか。
予測していた時期が変化しているなら、なぜ変化したと説明しているのか。
そして現実の出来事が変化するたびに、バシャールはそれをどう説明しているのか。
一つずつ追っていきたいと思います。
「バシャールを追う」を始めます
このシリーズでは、できるだけバシャール/ダリル・アンカ本人の動画、公式セッション、長時間インタビュー、公式サイトなど、英語の一次情報を中心に追っていきます。
同じテーマについて複数の発言があれば比較し、過去の発言が残っていればさかのぼりたいと思っています
3i/Atlasを調査していた時にアヴィ・ローブ博士を追ってきたときと同じです。
一度結論を出して終わるのではなく、
記録を積み重ねていきます。
40年以上の膨大な記録があることから
これからどれほど続くシリーズになるのかは、私にもまだ分かりませんが、よろしければお付き合いください。
次回――2026年、そして2027年
そして第2回から、いきなり現在の話に入ります。
最近のバシャール/ダリル・アンカの発信を追っていると、繰り返し登場する言葉があります。
Disclosure(ディスクロージャー/情報開示)
そして、
Open Contact(オープンコンタクト)
です。
2026年9月12日・13日に米アリゾナ州セドナで開催された公式イベントのタイトルも、
「The Open Contact Progress Report」
でした。
公式説明では、人類がディスクロージャーとオープンコンタクトへの道のどこまで来ているのか、UFO情報のさらなる公開、そして地球外生命との最終的な接触について扱うイベントとされています。
さらにバシャールは、2027年について非常に具体的な発言をしています。
公式BasharTVには、
『2027: The Year EveryThing Changes』
というセッションが存在します。
そこでは、現在の「probabilities(確率)」では、2027年に地球外生命体が私たちの世界へ紹介される可能性について語られています。
では、バシャールは2026年と2027年について、実際には何と言っているのでしょうか。
次回は、YouTube、インタビュー、BasharTV、過去のセッションなどをできるだけ広く集めます。
そして一つの動画だけではなく、複数の発言の文字起こしを突き合わせ、
バシャールが語る「2026年と2027年」をまとめてみたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。




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